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集中力を上げたければ既存の方法に頼るな

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語学や資格取得、新しいスキルの獲得など、

年をとってから勉強を始める機会は少なくない。

私も、今年は生物技能検定なるものを受けようと思い、

「そろそろ勉強を始めないとな~」なんて思いながら

早くも1月が終わってしまった。

若いころは一夜漬けで勉強できたものだが、

体力的にも社会的にも、そのようなことは難しく、

毎日コツコツ集中して続けていくのが一番の近道だ。

しかし集中力もまた、若いころと比べて落ちている。

巷には集中力アップの方法を説いた書籍やサイトが

溢れに溢れまくっているが、どれを試してみても

結局うまくいったためしがない。

それもそのはず、それらは一般化された知識であり、

個人個人に向けて説かれたものではないからだ。

ここでは、自分だけに合った集中法を

見つけるためのプロセスを解説したいと思う。

 

 

まずはセルフモニタリング

人間の集中力は15分が限度とされている。

NHK教育の番組が15分なのも、このためだとか。

でも人によっては、スイッチが入りさえすれば

寝食も忘れて集中できる人もいる。

そう、集中力は個人によって差があるのだ。

まずは、自分の集中力はどれくらいのものなのか、

そこをしっかりと把握する必要がある。

1.集中力の持続時間

集中が持続する時間は、日によって違う。

コンディションや気分に左右されやすいからだ。

では、あなたの平均的な集中力の持続時間は?

試しに何かすべきことを始めてみて、

「もう集中が切れちゃった!」と思うまで

どれくらいの時間が経過したのか計測してみよう。

計測して得られた時間をすべて足し、

それを計測した回数で割ったものが、

あなたの平均的な集中力の持続時間だ。

計測回数が多ければ多いほど、正確な数値が出せる。

できれば最低でも10回は計測したい。

毎日続けなくても構わない。

思い立ったときに計測して、データが集まったら

その時点で平均値を出してみればいい。

2.集中しやすい環境

一人きりより人目があるほうが集中しやすいとか、

夜よりも朝のほうが集中しやすいとか、

いろいろ定説となっている集中法があるが、

これもあくまで一般論であって、

これが当てはまらない人間だって少なからずいる。

たとえば私はカフェだと雑音が気になって

普段にもまして集中できなくなるし、

朝よりも夜のほうが勉強が捗るタイプだ。

想像しい、静か、人目がある、一人きり、

朝、昼、夜、自室、図書館やカフェ、

明るい場所、薄暗い場所・・・

とにかく普段と違うたくさんの場所や時間に

勉強をしてみて、どれが一番集中しやすかったか、

自分にとってベストの環境を見つけよう。

セルフモニタリングをもとに予定を立てる

実はセルフモニタリングの段階で

目標の半分以上は達成している。

あとは、それをいかに生活に組み込むか。

1.時間的に可能なのはいつか?

たとえば集中力の持続時間が平均10分なら

1日のうちで10分捻出できる場面はどこか?

通勤時間、トイレ、昼休み、入浴中、就寝前、

短い時間なら比較的簡単に捻出できるだろう。

「1時間くらいまでOK」という人は

この項目は飛ばしてもらって構わない。

というか、1時間も持てば十分立派だから

そもそもこんな記事なんか読まなくていい。

2.そこからベストな環境に的を絞る

1で時間を捻出できる場面を見つけたら、

そこから更に、自分にとってベストな環境を

整えられる場面に的を絞ろう。

薄暗く一人で静かに取り組める環境がベストなら

入浴中や就寝前の自室に時間をとる。

自室の電気が明るすぎれば間接照明を使う。

人目があってうるさい中が良いのなら、

通勤時間や昼休みに時間をとったり、

カフェやファミレスに行けばいい。

人目があっても騒音はダメだというのなら、

勉強するときだけ耳栓をすればいい。

何も完璧な環境を目指す必要はない。

工夫して、少しでも集中しやすい環境に近づける。

それだけで、いつもより成果が見込めるはずだ。

1日1コマから習慣化する

予定が立ったら、あとはそれを習慣化するだけだ。

このときに、あれもこれもと欲張らないこと。

たとえば持続時間が5分なら、5分1コマとして

1日1コマから習慣化を目指そう。

このとき、全然集中できない日があっても良い。

とりあえず5分テキストを開いて目を落とす。

集中しやすくなれば、1日2コマに増やす。

重要なのは、「続けられている」という自信。

それによってモチベーションがアップすれば

その分集中力もアップする。

そんな回り道イヤ!という人は

今すぐに集中力をアップしたいという人も、

ベストな環境を見つけるための

セルフモニタリングは入念にしたほうが良い。

特に、定番の勉強場所で集中できない人は、

思いつく限り多くの環境を試してみると良い。

その日のコンディションによっても

集中しやすい環境は変わってくるので、

できれば「こんな気分のときはココ」など

数パターン見つけておくと尚良い。

 

人体は同じ構造でも、人間は一人一人違う。

持って生まれた能力や、育った環境が

その人と成りに大きく作用するからだ。

あなたはこの世に一人しかいない。

脳科学やら何やらの既存の方法を試すより、

あなただけの方法を丁寧に時間をかけて

探してみてほしい。