- 京都市動物園 園内マップ
- ジャガー
- ライオン
- アムールトラ
- カモ
- キツネ
- アナグマ
- ホウシャガメ
- イグアナ
- ヤドクガエル
- ツノガエル
- ワオキツネザル
- テナガザル
- ヤギ
- ミーアキャット
- キリン
- スタンプラリー
動物園ほど金のかからないテーマパークはない。
水族館に行くと2000円くらいかかるし、
USJなんて水族館の3倍以上かかるし、
ファストパスなんて買った日にはもう・・・
それに引き換え動物園は、どこも概ね1000円未満。
それでいて普段見られない動物を見ることができて、
ヤギもヒツジもブタも触り放題。楽園か。楽園だ。
人によっては、動物が檻に入れられているのを
見るのが辛いという場合も多いだろうが、
最近では動物側の環境もだいぶ改善された。
そりゃ確かにイライラして常同行動を
繰り返しているところを見ると胸が痛むが、
実際に動物の気持ちなんて、
本人に聞かないと分からないことですからね。
こちらで勝手な推測をして「可哀想」「虐待だ」
なんて言うのも、押しつけがましいでしょう。
そんなわけで、私は動物園に行くときは
あれこれと思いを巡らせないようにして、
ひたすら動物観察だけをするように心がけている。
先日は、京都市動物園に行ってきた。
っていうか、いつも行ってるけど・・・。
あらためて行った理由は、コレ。
京都=京都市動物園
大阪=天王寺動物園
神戸=王子動物園
の3か所に来園してスタンプを押すと、
素敵な特性ポーチをプレゼント♪
ということで、まぁポーチはいらないんだけど
企画としては面白そうだし良い機会なので、
2月中に3か所とも回りたいと思っている。
天王寺も王子も、昔に1回行ったきりで
長年行けていないので、ちょっと楽しみだ。
ちなみに、一人で動物園に行くなら、
真冬の平日、雨の日の午前中をお勧めしたい。
このコンディションなら、家族連れはまずいない。
真冬の平日でも、晴れた午後は親子連れが多い。
子供が大声を出したりガラスを叩いたりすることで
動物が尻を向けてしまうことがあるし、
子供の写真を撮るのに夢中で
長時間動物の前から動かない親も多いので、
自由にゆっくり見て回ることができない。
思う存分堪能したいのなら、
せめて午前中という条件だけでも
死守したいところだ。
老人しかいないので静かに観察できるし、
静かだから動物たちもリラックスしている。
京都市動物園 園内マップ
確か、日本で一番小さな動物園。
その分、動物との距離が近いのが嬉しい。
バカみたいにじっくり見て回っても
3~4時間もあれば十分。
普通に回れば1時間ちょっとですべて回れるので、
観光の空き時間にでも是非どうぞ。
あとは適当に動物を紹介していきます。
ジャガー
黒ジャガー。
普通のジャガーもいるが、出ていなかった。
藁が敷かれた箱に入ってリラックス中。
やっぱ猫だね。
写真上方、向こう側に見えているのはライオン。
寝ているので、肉球しか見えないが。
ライオン
「ナイル」という名のこのライオン、
実はかなりのお爺ちゃん。
通常ライオンの寿命は、野生で10年、飼育で20年。
このナイルじいちゃんは、25歳!
飼育期間としては、国内最長記録だそうだ。
高齢のため食事もあまり食べないとのことで、
パートナーにも先立たれ、今はひとり
静かに穏やかに余生を過ごしている。
動物園側としても、最期の時まで
静かに見守る時期に入ったとのことだ。
アムールトラ
驚くほど真近くで見ることができる。
本当にもう、大迫力!デカさにビビりまくりです。
この日のトラは、なんだかイライラしていたので
余計に怖かった。本能レベルでヤバいと分かる。
高い所にも何のその。
やっぱ猫だなぁというのはジャガーと同じだが、
ジャガーよりヤバさが際立っていた。
これを遭遇したら死を覚悟するしかない。
カモ
おはぎ?いえ、鴨です。
なぜ動物園に鴨が展示されているかというと、
「京都の森」というコーナーがあるから。
京都で見ることのできる動物が
このエリアにまとめられています。
キツネ
キツネも京都の森で見ることができますね。
信じられないくらいの可愛さ。
「虎の威を借る狐」と言うけれど、
さっきのトラを思うと、威を借るとか
もうそういう次元の話じゃないよね。
生物として根本が違いすぎるんじゃないか。
アナグマ
こちらも京都の森から、キツネに負けず劣らず
のっそのっそ歩くのが可愛いんだ、これが。
ホウシャガメ
熱帯動物館、あったか~い・・・
昔はナマケモノもいたんだけど、
いつの間にかいなくなってしまったのが残念。
でも爬虫類は豊富です。
リクガメって可愛いよなぁ~。究極の癒し。
イグアナ
セクシーポーズのイグアナさん。
一緒に住んでる亀がぶつかっていっても
一切気に留めることなくポーズをとり続けた。
沖縄のほうではコイツらが繁殖して
生態系に大きな影響を与えているらしい。
捕まえてきて飼おうかなぁ・・・
ヤドクガエル
チョコミントみたいで美味しそうだけど、
皮膚から猛毒が出ています。
触ったら大人でも即死です。
とはいえ、完全飼育下では毒のない個体もいて
色が綺麗なのでペットとして人気らしい。
ツノガエル
おわかり頂けただろうか・・・
土に潜って目だけ出してます。
割とバレバレ。
ワオキツネザル
熱帯動物館から出まして、サルエリアへ。
ワオキツネザルが異様にたくさんいる。
みんな元気でピョンピョンしてるのが良い!
ちょっかい出し合ってケンカしたり、
何やらゴソゴソ悪さをしてみたり。
動物がイキイキ動いているのも、
京都市動物園の良さの一つ。
テナガザル
どんなネーミングセンスだよ、と
思わずツッコミを入れたくなってしまうが。
ちなみにクロマティ―は男好き、
それも、どんなだよ!
最初に見たときは大喧嘩していたが、
少し目を離している間に仲直り。
ガラスの真ん前で、観客に見せつけるかのように
クロマティーにノミとりをさせ、
ドヤぁ!とでも言いたげな態度のクロマティ―。
フェミニスト激怒の一枚。
ヤギ
ふれあいコーナーでは、ヤギ、ヒツジ、ミニブタが
触り放題。触れないけどポニーもいる。
みんな人にむちゃくちゃ慣れているので、
写真を撮ろうとすると不必要に近寄ってくる。
接写でしか撮れない動物たちっていうのも
逆に新鮮といえば新鮮だけど・・・
ミーアキャット
ミーアキャットって、二本足で立って
一生懸命遠くを見るような仕草が可愛いのに、
いったい君に何があったのか・・・
平日の夜に「明日も仕事かぁ」って思いながら
テレビを見ているときの私ですね。
キリン
最後にキリンさんですね。
旭山動物園が話題になって以降、
高台からキリンを見る動物園が増えたが、
京都市動物園もその一つ。
キリンの目線に立ってみると、
いかに高いところから見ているのかよく分かる。
サバンナのベストビューポイントって
キリンの頭の上とかかもね。
スタンプラリー
京阪神動物めぐりとは別に、
京都市動物園も平日限定で
スタンプラリーを行っている。全部で7つ。
コンプリートした人には、
素敵なポストカードをプレゼント!
あ、コレさっきの接写のヤギですね。
このポストカード、何種類かあるんだろうか?
それを曜日替わりで渡したりしているんだろうか?
もし次回またスタンプラリーをしたときに
「ヤギ持ってるんですけど?」と言えば
違うものに交換してくれるのか?
それとも、まさかとは思うがヤギ一本で
勝負していくつもりなのだろうか?
もしもそうだとしたら、ライオンとかゾウとか
花形の動物がたくさんいる中で、
なぜ敢えてヤギをチョイスしたのか。
いろいろ問い正したいことはあるが、
とりあえずは大満足の一日でした。